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すこやかに育ていわてっ子

岩手県PTA連合会

活動紹介

令和7年度 定時社員総会

山下会長あいさつ
今年度計画を提案
監査報告
今年度計画等を議決
退任者代表あいさつ
新任者自己紹介
期日
令和7年6月7日(土)
会場
サンセール盛岡
出席
出席正会員32名(本人出席13名、代理出席6名、書面表決書の提出13名)、理事(正会員以外)10名、監事(正会員以外)4名
挨拶
 令和7年度一般社団法人 岩手県PTA連合会 定時社員総会の開催にあたり、一言ご挨拶を申しあげます。
 昨年度の6月8日の定時社員総会から新体制がスタートして、早いもので一年が過ぎました。計画していた事業は、無事開催することができ、その背景には、会員の皆様・そして関係機関の皆様のご理解と多大なるご尽力とご協力がありました。大変ありがとうございました。
 話が変わりますが、先日、高P連の総会に出席した際に、高校生のメンタルヘルスについてというご講演があり、そこで学んだことですが、掻い摘んでお話をしますと、現代は精神疾患を抱えている生徒が増えてきており、教育現場での対応の難しさがある。近年自殺する子供が増えてきている背景の一つには鬱症状があるとのことでした。鬱にならないように未然に対策をすることが必要であり、その対策は、日頃子供たちに近いところで関わる、地域や保護者や教職員が、異変に気付き、声をかけて、正しくじっくりと話を聞く。その聞き方の際に自分の先入観で聞いてしまうと、悩みを抱えている人の真意を正しく捉えることができないので、相手の世界観を教えていただく気持ちで聞くことが大切だと学びました。
 自殺をする人はなぜするのか? それは本人たちにとって問題解決に向けた前向きな手段。前向きと言いましたが、相談対応の際に、知らず知らずのうちにミスがあり、周りの人達からは理解してもらえず、絶望しての事なのです。私は、高校生の自殺や自傷行為は、高校生になってから起きたことではなく、原因は小中の頃から芽が出ていると私は思います。このような悲劇を未然に防ぐために、私たちPTAは教育現場の児童・生徒間の問題に対して、未然防止、早期発見・適切な対処を、研修会等で学びを深めて参りましょう。
 当連合会では、地域、家庭、学校での、児童生徒とのコミュニケーションを円滑に行えるようにする為に、先ずは声掛け、言葉遣いから見直す必要性を感じましたので、一か月後の当連合会の「保護者と教職員の交流研修会」に、日本ペップトーク普及協会 代表 岩崎良純様をお招きして、言葉の力の素晴らしさを学ぶことに決定しました。このような趣旨ですので各地に戻られた際に、会員の皆様にお伝えしていただき、田園ホールが満席になるくらいの多数のご参加をお待ちしております。岩手県全域に正しい言葉遣いの輪が広まって教育環境の改善に繋がっていく事を願っています。
 別の会議で、「コミュニティ・スクール」「部活動の地域展開」「教職員の働き方改革」等の教育現場に関連する会議においても、学校現場・各団体・機関においても、同様に大変ご苦労をされておりました。
 このように、子供たちを取り巻く環境に対して会議及び対策をしても、多様に急速に変化をする現代において、教育現場は、対応に追われておりますが、言葉遣いから始まり、人と人の繋がり、お蔭様、お互い様の関係を構築できたなら、解決に向けて一気に加速するものと思います。
 最後になりますが、この後の前年度の事業報告と議事において、当連合会に対して日頃感じている疑問点や改善案などがございましたら、本連合会は会員の皆様と一緒に歩んでいく連合会ですので、皆様からの言葉を真摯に受け止め、前向きに参考にさせていただきますので、忌憚の無いご意見と活発な議論をよろしくお願いいたします。
 本日ご参会の皆様の更なるご発展と、ご健勝と、ご多幸を祈念申し上げ、会長挨拶といたします。
議案
第1号:令和6年度事業報告の承認を求める件
第2号:令和7年度収支予算(案)の承認を求める件 第3号:令和7年度役員選出に関する件
備考
3件の議案は、可決承認されました。

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