令和7年度
岩手県PTA三行詩コンクール
今年度の岩手県PTA三行詩コンクールの応募数は、小学校13校・66点、中学校3校・288点、一般10PTA・23点、合計377点でした。審査結果をお知らせします。
また、本コンクールで「最優秀賞」「優秀賞」「優良賞」の上位5作品を「令和7年度『楽しい子育て全国キャンペーン』~家庭で話そう!我が家のルール・家族のきずな・命の大切さ~三行詩に出品しました。その結果、三名の方が入賞しましたので、合わせてお知らせします。
小学生の部
最優秀賞(1点)
一関市立黄海小学校
1年 太齊 悠人
つうがくろ
ぼくのまえはおにいちゃん
ぼくのうしろはおねえちゃん
ぼくのさいきょう がーどまん
優秀賞(2点)
一関市立黄海小学校
5年 太齊 優人
玉子焼き 弟がわって
ぼくが焼く
ぼくの方が上手にわれるけど
2人で作ると100倍おいしい!
一関市立黄海小学校
6年 太齊 るあ
弟の教室を通るたび
なぜかのぞいて見てしまう
弟の笑顔でほっとする姉。
優良賞(2点)
花巻市立八重畑小学校
1年 佐藤 未和
たのしいことがあったひは
えにっきかいておもいでづくり。
盛岡市立向中野小学校
3年 古宮 なつめ
おいしいな
パパのかくしてた
ひみつのおやつ
奨励賞(4点)
| 盛岡市立大新小学校 | 4年 澤里 芽依 |
|---|---|
| 雫石町立御所小学校 | 4年 伊藤 莉子 |
| 盛岡市立向中野小学校 | 5年 瀧澤 一香 |
| 盛岡市立桜城小学校 | 6年 筒井 詠太 |
中学生の部
最優秀賞(1点)
盛岡市立城西中学校
3年 福田 瑞樹
聞いてと言わなくなった僕
どうだったと聞いてくる母
面倒だけど ありがとう
優秀賞(1点)
盛岡市立上田中学校
3年 倉本 智珠
父のスマホを借りた時
その画面に写るのは
笑顔あふれる家族の写真
優良賞(3点)
盛岡市立上田中学校
1年 鈴木 瑠夏
誕生日
十三回祝ってもらった
今だにうれしい名前のプレゼント
思いをたくさんこめられて
これからもせおっていっしょに歩む
盛岡市立上田中学校
1年 内藤 怜奈
お母さんが
いつも見てくれた宿題を
今は一人でやっていて、
さらに私は、弟の宿題とにらめっこ。
母に笑顔が咲いている。
盛岡市立上田中学校
2年 肥田 陸杜
「おはよう」「おやすみ」
毎日欠かさず言えるのに
「ごめん」「ありがとう」
だけがのどがつっかえる
奨励賞(3点)
| 盛岡市立上田中学校 | 2年 赤坂 明紗 |
|---|---|
| 盛岡市立上田中学校 | 3年 金谷 心結 |
| 盛岡市立渋民中学校 | 3年 澤田 昌太朗 |
一般の部
最優秀賞(1点)
花巻市立八重畑小学校PTA
佐藤 光恵
娘に はしの持ち方 教えていると
隣で お父さんも ドキッとして 直している
みんなで 練習です。
優秀賞(2点)
盛岡市立北松園中学校PTA
佐藤 史子
「いつでも我が家は ワンチーム!!」
パパと娘の合い言葉
かなしいことがあったって
いつもあなたの味方だよ
一関市立黄海小学校PTA
千葉 樹里
「大きくなったら おんぶしてあげる!!」
と言う息子。
日々の成長が嬉しくもあり、さびしくもある。
その日が来るのを楽しみにしているよ。
優良賞(2点)
盛岡市立城南小学校PTA
川上 知実
「今日ね」と始まる 君の話に
うなずく時間が なにより愛おしい
こんな日々こそ 宝物
花巻市立八重畑小学校PTA
晴山 春佳
「疲れたー。」と私。
「毎日 頑張ってるね。偉いよ。」と娘。
優しい言葉に心が 溶ける。
奨励賞(4点)
| 盛岡市立大新小学校PTA | 森 椿 |
|---|---|
| 盛岡市立大新小学校PTA | 寺島 唯 |
| 花巻市立八重畑小学校PTA | 佐藤 裕紀 |
- 審査日
- 令和7年7月9日(水)
- 審査委員
-
学識経験者
菊池 敏宏 氏(委員長)
岩手県小学校長会
副会長 村田 浩隆 氏(委員)
岩手県中学校長会
常任理事 立柳 容子 氏(委員)
岩手県教育委員会生涯学習文化財課
主任社会教育主事 佐々木 透 氏(委員)
岩手県PTA連合会
会長 山下 泰幸(委員)
岩手県PTA連合会
副会長(研修委員長) 北川 祥樹(委員)
岩手県PTA連合会
副会長(子育て応援委員長) 山口 真樹(委員) - 表彰
- 令和7年11月29日(土)13:30 サンセール盛岡
※対象は、最優秀賞、優秀賞、優良賞の受賞者の皆さんです。 - 審査の講評
-
【優れていたところ】
本年度の三行詩コンクールには、日常の家族との何気ないやりとりや会話が目に浮かぶ作品が多数寄せられました。声に出して読むことで、黙読では感じられないリズムや間が新たに表れ、三行という短い枠を超え、その場面だけでなく、それぞれの家族の普段のかかわりのイメージが広がる豊かな作品が印象に残りました。
各部門を振り返ると、小学生の部では家族に対する安心感や嬉しさというような素直な心情を率直に表現した詩が、中学生の部では家族の支えに対する気づきや思春期特有の心の揺れを丁寧に綴った詩が、一般の部では子どもの成長への喜びと同時に訪れる寂しさを複雑な胸の内として描き出した詩が高く評価されました。
言葉の選択や比喩、体言止めなどの表現技法により、短い行間に家族への思いやりや感謝を織り成す工夫が随所に光り、審査員一同、作品から温かな励ましの力を受け取りながら、三行詩ならではの味わい深さを改めて実感いたしました。
【今後に期待すること】
作品制作にあたっては、日常での出来事や思いを、そのまま時系列的な説明にするのではなく、一番伝えたい様子や感情を表現するのに最適な言葉や表現手法を吟味することが求められます。表現方法や語彙を増やすには子どもも大人も、日常の読書や読み聞かせ、家族のコミュニケーション、試作をたくさん書くということも大切ですし、それが読み手の心に響く三行詩の作品作りにもつながります。
(文責)審査委員:
岩手県教育委員会事務局生涯学習文化財課
佐々木 透