令和5年度 事業報告
1 はじめに
一般社団法人に移行して11年が経過し、公益を目的とした法人事業や共済事業の健全運営を目指して事業の推進を図ってきました。令和4年度まで大きな影響を受けていた新型コロナウイルス感染症が第5類に分類され、令和5年度事業については、予定していた日程と内容で実施することができました。無事に事業を展開することができましたのも、県内の単位PTA会員の皆様をはじめ、各市町村PTAや各地区PTA、関係機関の皆様のご支援ご協力のおかげと役員一同心より感謝しております。
2 各事業について(補足説明)
(1) 研究・研修事業関係
- 隔年開催の岩手県PTA研究大会を宮古市で開催しました。会場の関係での日程変更や、準備途中での一部変更等もありましたが、宮古大会実行委員会の皆さまのお力により、実り多い大会としていただきました。第4分科会は、家庭教育セミナーの宮古地区セミナーとして開催していただきました。
- 紫波地区の家庭教育セミナーは、講演の内容が子供たちの理解と家庭でのアプローチに直結する内容でした。開催地区の様々な事情や周知方法の検討も必要であると感じました。
- 岩手県PTAリーダー研修会は、会場への参集とオンラインでのハイブリット型で開催しました。講師と会場とのやり取りもあり、PTA活動を進めていく上でのヒントも多く得た研修会でした。
(2) 広報活動事業関係
- 会報「PTAいわて」を3回発行し、全国・東北の研究大会や、宮古大会の様子も寄稿していただきました。各単位PTAや市町村PTAの活動の紹介も行いました。
(3) 表彰事業関係
- 年次表彰式については、予定どおり実施しました。
- 閉校する学校のPTAへの感謝状贈呈も、学校の希望に合わせて実施できました。
(4) 助成事業関係
- 広島県での全国研究大会や宮城県での東北ブロック研究大会に、多くの会員の皆様に参加していただきました。それぞれ定額ではありましたが、参加経費の一部を助成しました。
- 市町村のPTA研究大会や研修会等の開催が昨年度より増え、共催負担金の執行は21件となりました。
(5) 共済事業関係
- 令和4年度から、入院・通院日数1日から共済金を支払うように共済規程の改正を行ったことから、申請件数、支払額ともに昨年度よりも増加しました。
最後になりますが、今後も会員の皆さまの声を大切にし、本連合会の事業等にも工夫や改善を加えながら進めて参りますので、会員の皆様及び関係機関の皆様の更なるご協力をお願い申し上げ、報告とさせていただきます。