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すこやかに育ていわてっ子

岩手県PTA連合会

活動紹介

令和4年度 
岩手県PTA三行詩コンクール

 今年度の岩手県三行詩コンクールの応募数は、小学校25校・393点、中学校11校・422点、一般19PTA・80点、合計895点でした。審査結果をお知らせします。

作品をじっくり読ませていただきました
最終選考の様子です

三行詩コンクールで全国入賞!

小山久美子さんが文部科学大臣賞、森川心稀さんが日P会長賞を受賞しました。(PDF 216KM)

小学生の部

最優秀賞(1点)

盛岡市立向中野小学校 
1年 今野 幹太(こんの かんた)

ぼくのおしごとおふろそうじ
いつもぴかぴか
みんなのえがおもぴっかぴか

優秀賞(2点)

盛岡市立桜城小学校 
5年 鵜口 朔(うのくち さく)

コロナ禍で、ずっと会えないおばあちゃん
スマホごしでは会えるけど
一緒にごはんを食べたいな

奥州市立玉里小学校 
2年 佐藤 葵空(さとう きあ)

「おふろにいっしょにはいろうか?」
「ぼくひとりでおふろにはいる!」
さびしそうなおとうさん。
あしたはいっしょにはいってあげようかな…と、
こっそりおもった。

優良賞(2点)

盛岡市立山岸小学校 
1年 加藤 結乃(かとう ゆの)

おとうととおさんぽ。
ちいさいてがわたしのてをぎゅっとにぎる。
あたたかいて。
わたしのきもちもあたたかくなる。

奥州市立玉里小学校 
4年 谷藤 蒼生(たにふじ あおい)

たまに開かれる わが家のお絵かき大会
お題はイヌ ネコいろいろあるけれど
いつも同じ顔の父の絵に
家族みんなで大ばくしょう

奨励賞(5点)

盛岡市立厨川小学校 6年 藤澤 蒼衣
(ふじさわ あおい)
盛岡市立津志田小学校 5年 中川 旬
(なかがわ しゅん)
一関市立室根小学校 6年 阿部 勇翔
(あべ はやと)
久慈市立久慈小学校 5年 澤山 汐里
(さわやま しおり)
久慈市立久慈小学校 5年 永瀨 花凛
(ながせ かりん)

中学生の部

「公益社団法人日本PTA全国協議会会長賞」に選ばれました!

最優秀賞(1点)

北上市立北上中学校 3年 森川 心稀(もりかわ みき)

父が撮ったビデオ
必ずはいっている
「頑張れ!」の声

「佳作」に選ばれました!

優秀賞(2点)

北上市立北上中学校 
3年 阿部 心逢(あべ みいあ)

7:10自宅発の父の車の中は
私の心の相談室

一関市立一関東中学校 
3年 菅原 姫和(すがわら ひより)

いつもけんかばかりの 憎らしい弟だけど
両親に怒られていると なぜかかばってしまう
お姉ちゃんだな 私

優良賞(2点)

盛岡市立城西中学校 
1年 工藤 擢翔(くどう てきさ)

雨の中あわてて帰ってきた母が
すでにとりこまれた洗濯物に
とても喜び僕をほめた
こんなことでよかったんだ
こんなことがうれしいなんて
それから4年とりこみ続けている今も
雨がふっていなくても

北上市立北上中学校 
3年 小田島侑美(おだしま ゆうみ)

「ただいま」と私。
「おかえり、何かあったの」と母。
ただいまの一言で全てが分かるって
すごい。

奨励賞(3点)

盛岡市立土淵中学校 3年 田中 理夏
(たなか りんか)
盛岡市立渋民中学校 1年 澤又 柚季
(さわまた ゆずき)
北上市立北上中学校 3年 菊池 冬湖
(きくち とうこ)

一般の部

最優秀賞(1点)

花巻市立八重畑小学校PTA 
晴山 春佳(はれやま はるか)

いつの間に 出来るようになったのか
知らない姿が増えていく
嬉しいはずの 我が子の成長
母は ちょっぴり 淋しいです

優秀賞(2点)

花巻市立若葉小学校PTA 
菊池 彩子(きくち あやこ)

「ママの笑顔が大事だから」
8才で言うか
その言葉

「佳作」に選ばれました!

奥州市立東水沢中学校PTA 
柴田 敬恵(しばた たかえ)

体調を崩した私に娘の声
「もう! だから気をつけてって言ったでしょ!」
心配すると怒るところも私に似たなぁ

優良賞(2点)

一関市立室根小学校PTA 
小山 彩乃(おやま あやの)

「パパいってらっしゃい、お仕事がんばってね」
娘たちの言う定形文。
言葉より、そのキラキラした笑顔で
パパは毎日頑張れるんだよ。

「文部科学大臣賞」に選ばれました!

一関市立室根小学校PTA 
小山久美子(おやま くみこ)

つなぐこともなくなったその小さかった手は
今では頼もしく感じるよ
困った人がいたら その手で ちゃんと
さしのべるんだよ。

奨励賞(5点)

盛岡市立北陵中学校PTA 加藤 裕子
(かとう ゆうこ)
花巻市立大迫小学校PTA 藤根みゆき
(ふじね みゆき)
一関市立室根小学校PTA 河合 純子
(かわい じゅんこ)
一関市立室根小学校PTA 昆野 夏紀
(こんの なつき)
野田村立野田中学校PTA 泉澤 知絵
(いずみさわ ちえ)
審査日
令和4年7月13日(水)
審査委員
岩手県教育委員会生涯学習文化財課社会教育主事
 阿部 貴弘 氏(委員長)
岩手県小学校長会副会長
 後藤 敏信 氏(委員)
岩手県中学校長会常任理事
 泉澤 毅 氏(委員)
学識経験者
 岡田 安生 氏(委員)
岩手県PTA連合会
 岩舘 智子 氏(委員)
岩手県PTA連合会副会長(研修副委員長)
 鈴木 繁 氏(委員)
岩手県PTA連合会 副会長(母親委員長)
 山口真樹 氏(委員)
表彰
令和4年11月27日(日)13:30 ホテルメトロポリタン盛岡
※対象は、最優秀賞、優秀賞、優良賞の受賞者の皆さんです。
審査の講評
【優れていたところ】
 三行詩という短い表現の中に、よくある日常や、何気ない家族とのやり取りなどの情景が目に浮かぶような作品が多くありました。離れて暮らす祖父母への想いや父母への感謝、兄弟への思いやり、子どもの成長に喜びと寂しさを感じる親の想いなどが素直に表現されていました。
 選ばれた作品の多くが、何を読み手に伝えたいのかがはっきりしていましたし、詩の内容が「絵」として描けそうなものがありました。また、作品を声に出して読んでみると、文字として見た時との違いや変化があり、違った良さに気付く場面がありました。多くの素晴らしい作品を審査委員一同、じっくりと味わうことができました。

【今後に期待すること】
 「三行詩」という短い表現の中で、いかに読み手に伝わるような構成にしていくのかが重要です。言葉を大切に選び、素直に表現すると、より読み手に伝わると思います。本をたくさん読み、感情を言葉にするための表現方法を知ることにより、一層魅力的な三行詩につながると思います。

(文責)審査委員長:
岩手県教育委員会事務局生涯学習文化財課
社会教育主事 阿部 貴弘